自然が人を豊かにさせてくれる理由

知ること

緑色が持つ力

あなたの周りには緑(自然)はどれくらいあるでしょうか?
最近は庭やベランダで手軽にガーデニングができるので、趣味で土いじりをされている方もいるかもしれません。
屋内では私が大好きな観葉植物などを飾っている方もいるでしょうし、普段の世話が大変な場合はフェイクグリーンなどもありますね。
もし仮に身の周りに緑が何もない方は、是非少しずつでも緑色のものを置くことをお勧めします。

なんとなくイメージにあるかもしれませんが、緑は安心感や安定、調和、平和を表す色です。心理効果としても「心身の疲れを癒す」「人の気持ちをリラックスさせる」などの働きも期待できます。
イギリスの自殺の名所だった黒い橋を、緑に塗り替えたら自殺者が激減したという報告もあるくらいです。
普段仕事でストレスまみれになっているという方は、是非積極的に緑を身近に置いてみてください。

その他、緑は視神経を休める効果があり、緑を見ると疲れた目が休まるという話も聞いたことがあるかもしれません。
森林浴で免疫力が上がったという研究結果もありますので、目で、そして体全体で緑を感じることは私たち人間の心身にとって有効なのです。

緑と血圧の関係

緑の中に身を置くだけで、私たち人間の血圧にもよい影響があると聞いたらあなたは驚かれるでしょうか?
これはとある実験のお話です。公園内の芝地とラベンダー畑それぞれの場所で高血圧、正常、低血圧のグループに分けられた被験者に5分程度座って休憩してもらいました。
その後に被験者の血圧や脈拍などを測定した結果、芝地、ラベンダー畑どちらで休憩した場合でもすべての被験者の血圧の数値が正常値になっていたというのです。

つまり、高血圧の被験者の血圧は下がり、正常の被験者の血圧は正常値の範囲内に、そして低血圧の被験者の血圧は維持もしくは上がったという結果が出たのです。
これは非常に興味深い結果ですよね。一般的に血圧の薬は治療を除けば下げるのが一般的だと思います。血圧を「正常値にする」という薬は存在しないわけですが、この実験では芝地やラベンダー畑に5分間身を置いただけでその効果が測定できたわけです。

緑にはやすらぎや穏やか、癒し、安心、平和などのイメージが先行しがちですが、実は人間の血圧にもよい影響があるのです。
メンタルだけではなく健康にもよい影響を与えてくれるのですから、これからも積極的に身の周りに緑を置き、森林浴に出かけたいと思います。

緑は手軽な豊かさ

上記のことから、身の周りに緑を置く、緑の中に身を置くことが私たち人間の心身にとって非常によい影響があることが分かりました。
私がそうだったのですが、自宅の部屋に観葉植物を置くだけで精神面での変化が分かると思います。まずは手軽なところから観葉植物を置くことをお勧めします。

そしてできることなら定期的に森林浴をするのがいいと思いますが、大変な場合は緑地がある近所の公園でも十分です。
ただただ公園内の緑を眺めるだけでも、リラックスして落ち着いた気分になると思います。

現代はいろんなものが複雑に絡み合ったストレス社会。ほんのわずかな時間でもかまいません。あなたご自身の心と体のケアをするつもりで、身の周りに緑を置きそして緑のある場所へ出かけてみてください。
心身の健康がなければ、多くのものやお金があったとしても決して豊かとはいえませんね。本当の豊かさを得るためにも、ぜひ緑と触れ合う機会を増やしてみてください。

ちなみに冒頭の写真は自宅からの風景です。朝は毎日この風景を見ながら歯磨きをするのがルーチンとなってしまいました。

今回は以上です。何か参考になりましたら嬉しいです。ではまた!

 



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